イビキごと、愛するということ。

愛の力はいびきのうるさいのも超える?

バツイチの私は、寂しい独り暮らしを数年した後、今の夫と再婚しました。

 

結婚して思ったこと、私は凄くさみしがりやで、誰かずっと一緒にいたい人間だということです。夫と再婚し、子供も、二人もうけ、もう、寂しいという生活とは、全く逆な生活です。

 

今の夫は、とにかく凄いイビキなのです。お酒が好きで、飲んだ日のイビキはそれはそれは、爆音と言えるでしょう。

 

あるとき、友達家族3組で、バンガローで、キャンプしました。男部屋と、女部屋に別れて寝たのですが、翌朝、男達は、みんな、寝不足で、勘弁してーと言いながら、バンガローから出てきました。散々、お酒を飲んで、潰れる寸前で部屋に入ったのですが、うちの夫の、大イビキで、全く、眠れなかったと言うのです。

 

何をしてもイビキが止まらず困ったよと。笑い話にしてくれていましたが、朝からクタクタの彼らを休ませ、夫は、みんなに朝ごはんを作ってくれました。それも、楽しい思い出となりました。

 

妻としての私はその時、家族って凄いな、慣れって凄いなと感慨深く、愛について考えていました。毎晩、家族一緒の部屋で寝てるのですが、どんな酷い日のイビキでも、子供も私も、全然気にならない音となっていたいたのです。それって愛だなと、決定的に感じることが起こりました。

 

夫に、単身赴任の辞令が出たのでした。夫不在の夜。なんて、静かで不安で、悲しくて、寝つけない日々が続きました。

 

それから五年。夫の任期はまだ終わらず、月に一度、週末を利用して帰ってきます。

 

うるさい、本当に、うるさくて眠れないのです。もう、夫のいない生活に慣れすぎて、夫のイビキを許せなくなってしまっているのでした。なんだか、とっても寂しい気持ちになったものです。